三宮からポートライナーに乗って18分で神戸空港駅へ到着する。ちなみに空港島へは橋を歩いても渡れるので、一つ手前のポートアイランド南駅で降りて歩いていくのもよいであろう。ただし2つの駅の間は2.8kmもあるようなので、健脚の方以外にはお勧めできない。なお当面見学者は空港の駐車場を利用できないとのことなので、十分に御注意を。また2008年3月末までは搭乗者が車を止める場合には24時間まで駐車料金が無料になる。
改札を出ると目の前には2階のチェックインカウンターが見えてくる。この点では同じ関西圏にあって、鉄道が直結している伊丹空港や関西空港よりもはるかに使い勝手がよい。チェックインを取り扱うアイランドは2つ。入り口から向かって左側がANA、右側がJAL・SKYとなっている。
左からANAカウンター・JAL・SKYカウンター
チェックインカウンターの周りにはいろいろな地元神戸のお菓子を扱うお店や吉本興業が出店するタレントグッズのお店・土産物店が立ち並び、とりあえず一通りの買い物を済ませることができる。特にその中の一つ、神戸空港直営のMARINEAIR MARTではいわゆる「空弁」も買うことができる。その一つがこの「ぼっかけそばめし弁当」700円也である。
「ぼっかけ」も「そばめし」も神戸の下町である長田区生まれの庶民の味である。神戸というと街全体が異人館のある北野のような坂のある街の印象が強いが、こういったコテコテとした側面も間違いなく神戸の一面である。他にも神戸駅の駅弁でおなじみの淡路屋製の「ひっぱりだこ飯」なども買うことができる。なお1階にはファミリーマートも入っており、EdyやJAL-ICなどの電子マネーにも対応している。
3階はレストラン街となり、和食や洋食が一通りそろっており、セルフサービスの讃岐うどん屋のようなお店まである。いくつかの店からは滑走路を見渡すことができる。ちなみに関空内のお店ほど高くはないが、お店によっては市内のお店より若干高めの値段設定になっているようである。
屋上は送迎デッキとなっており、離発着を目の当たりにすることができる。ちなみにここにも中華ビュッフェとすし屋があり、飛行機や市街地の風景を見ながら食事を楽しむことができる。
全体的な印象として、とても大都市圏にあるとは思えない小さな空港である。高松空港や宮古空港・石垣空港と変わらないぐらいの規模であろう。その分年配の人などにとってはわかりやすい空港かもしれない。ちなみに航空会社やクレジットカード会社によるラウンジも設置されていない。
なお空港開港に先立つ2005年12月8日には、一駅手前のポートアイランド南駅近くには「神戸花鳥園」という鳥と自由に戯れることができる施設が開園する予定だったのだが、残念ながら職員の方々数名がオウム病に感染されたため、開園が延期となっている。開園後にはぜひ訪れてみたい設備である。(注・その後、2006年3月15日に開園。その模様は「神戸市中央区・ポートアイランド 神戸花鳥園」にて御紹介)
また有馬温泉観光協会が開港記念として4月30日まで空港から新神戸オリエンタルホテル経由で有馬温泉までの無料送迎バスを出している。乗車するためには予約が必要である。ただ残念なところにその利用者の多くが日帰り設備などに向かっているようであり、必ずしも宿泊客の増加にはつながっていないようである。





