今回は京都市西京区にある「京都竹の郷温泉 ホテル京都エミナース」の御紹介。
洛西ニュータウンの真ん中にこの温泉は位置する。阪急京都線の桂駅または洛西口駅、あるいはJR向日町駅から市バス・ヤサカバス・京阪京都交通バス・阪急バスに乗り境谷大橋下車、あるいは京都駅から直通の市バスもある。なお温泉を利用する場合には120分間の駐車料金が無料になる。
ホテルの玄関から入り、一旦外へ出て別館の中にある浴室へと向かう形になる。こちらの受付で入浴券を購入し、中へと入る。駐車券をお持ちの方はここで手続きをするのをお忘れなく。
浴室内には主浴槽・季節風呂・ジャグジー・寝湯・ぬる湯・座湯・立湯・うたせ湯などがあり、そのすべてに温泉が使われている。表示によると低張性・弱アルカリ性・高温泉の単純温泉で、循環・消毒・加温あり、加水なしとなっている。かなりぬるぬるとした感触があり、近くにある仁左衛門の湯と近い感触である。全体的にぬるめであり、長湯したい向きには向いている。露天は岩風呂となっているが、心なしか塩素臭が漂うような気がする。
近くにある仁左衛門の湯より少々料金が高めの設定のためか、混雑度も低く、客層も比較的良いようであり、落ち着いて入りたい人には良いかも入れない。ただし駐車場の利用時間に制限があるのがやや難点ではある。せめて3時間は無料であればそれなりにゆっくりできるのであろうが、この点は残念である。
2006年5月21日追記
新しく2本目の源泉が掘り当てられ、2005年12月3日からその利用が始まった。当初からある1号温泉が低張性・弱アルカリ性・高温泉で泉温42.1℃・湧出量毎分142リットルの単純温泉であるのに対し、新しく掘り当てられた2号温泉は低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉で泉温21.2℃・湧出量毎分224リットルのナトリウム-炭酸水素塩泉である。
季節風呂と水風呂には新しい2号温泉が使われ、この2つとエステバスを除いた残りの浴槽には1号温泉が使われている。表示によると、うたせ湯以外はすべて循環・消毒ともにあり、加水はない。露天風呂と主浴槽は週2回すべてのお湯を入れ替え、その他の浴槽は毎日お湯を入れ替えている。さらに約半数のカランとシャワーにも2号温泉が使われており、非常にすべすべとした肌触りになる。
2008年12月13日追記
20008年10月1日より、水道水を使用していたエステバスが第2源泉利用のぬる湯に変わり、38度に湧かされた温泉で長湯を楽しむことができるようになった。
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