朝食を終えてからまた一眠り。そういえばこのホテルは昨年改築したばかりで、全室カードキーが備えられており、入退室もしっかり記録されているそうである。その面では安心できる。
そういえば出発前にはまだ雨季が終わっておらず、最高気温が35℃・最低気温も25℃ぐらいな事を聞いていたのだが、意外と涼しい上に湿度も低い。たずねてみたところ、今日から急に涼しくなったようである。
さて今回初めてバンコクの地下鉄に乗る。昨年5月に来たときはまだ開通しておらず、ファランポーン駅に出入り口があるのを確認しただけであった。プラットフォームのドアも完備しており、各駅にエレベーターが設置されている。ICチップを使ったトークンやカードを使って改札を通過することになる。数年前にできたここバンコクのスカイトレインと比べてもかなり設備は進んでいる。ホテルの最寄り駅はペチャブリ駅である。
お昼は王室料理を出すお店「ブッサラカム」のビュッフェへ。最初はがらがらだったのだが、途中で地元や日本からの団体客で一杯になる。特に日本からの団体客たちが典型的な「おやぢ」たちで、ラコステのTシャツにウェストポーチ、いかにもないでたちである。温かいものと冷たいものをいっしょの皿へ山盛に盛り付けるわ、デザートを食事の前に食べるわ、どの皿をどの料理に使えばいいのかもわかってないわ、大きい声で話すわで、見ているだけで恥ずかしい。
食事のあとはスカイトレインのサイアム駅で降りてマーブンクーロンセンター(MBK)へと向かう。平日の日中だというのに、やけに学生たちの姿が多い。6階の巨大フードコートが一新されており、かなりメニューも入れ替わっている。本当はDVDを探しに来たのだが、これといったものが見つからない。
そういえばMBKへ来る前にふと気づいたのだが、隣接するスカイトレインの国立競技場駅のプラットフォームからはその名の通り国立競技場のグラウンドが見える。ということはここへ来ればあの無観客で行われた日本対北朝鮮のサッカーの試合を見ることが出来たのではないだろうか。
夜はふかひれのお店へ・・・などと言うことを書くとおまえは食べるためだけにバンコクへ行ったのかといわれてしまいそうだが、まさにその通りである。というかそのほかに何かあるとでも? 本当はホテルの近くにあるマッサージ店でマッサージでも受けてから寝ようと思っていたのだが、あまりの疲れからシャワーも浴びずに10時過ぎには寝てしまう。