こんな時間でもそこそこの宿泊客が食事を取っている。朝早くから市内観光へ行く人たちも多いのだろう。ホテルの前にはHISなどのバスも停まっている。
チェックアウトを済ませてラチャダーピーセーク通りでタクシーを拾う。高速の入り口がすぐ近くにあり、たった20分で空港へ到着。チェックインを済ませたものの、出国手続きの列が異常に長いこともあり、一旦空港の外へ出る。鉄道駅へつながる歩道橋を抜け、ドンムアンの街へ出る。さすがにラッシュ時だけあって人通りも多く、屋台も朝早くから立ち並んでいる。
出発1時間前になって出国手続きを済ませる。さすがにこの時間には列も短くなっている。
機内に入るとほぼ満席状態。ちょうど隣の席には20歳ぐらいの女の子2人が座ったのだが、あまり旅慣れていないらしく、見ていて面白い。ちょうどパーティションの前の席だったため、テーブルは肘掛に収納され、モニターは座席の下から引き出すことになるのだが、テーブルと間違えて目の前にある子供用のバシネットを引き出そうとするわ、離陸前にモニターを出そうとするわでもう大変。さすがに離陸中にデジカメで撮ろうとしたときには注意した。
よく話を聴くと一人は海外が2回目、もう一人は初めてとのことで、ちゃんとパックではなく個人旅行をしてきたらしい。Big-Cのような普通のスーパーでもしっかり買い物をしてきたようで、ちゃんとイラストにして日記にしたためていて、見ていて微笑ましい。特に危険なことに遭うこともなくいろいろ楽しんできたようで、ちょっと一安心。
16時を過ぎてようやく関空に到着。荷物も預けていなかったので、さっさと税関を通り抜ける。パスポートのはんこを見てかなり聴かれるかと覚悟だけはしていたのだが、さすがに荷物が小さなデイパック一つのみだったためか、何も聴かれることもなく表へ出る。