メディナの中のスークを探索する。ここのメディナはマグレブ諸国で最大規模らしい。相変わらず地元の客や観光客でごった返しており、すごい活気である。途中楽器屋に呼び込まれ、最初の間はいい雰囲気で会話していたのだが、「ちょっと考えさせてくれ。後から戻ってくるから。」といっても、「なぜこの値段で買わないのだ。」と繰り返され、不快になって出てしまう 。もっと外国人客の心理を学んだほうが彼らのためになるのであるが。
夕方、ジャマ・エル・フナ広場横にあるホテルの屋上のカフェで過ごす。ここから見る夕暮れ時の広場はなかなかよい。この広場の活気は一見の価値がある。わたしに再びモロッコへやってきたのだという感慨を一番もたらしてくれた場所であった。
今夜の食事は広場のすぐ近くにあるレストランにて。率直に言って味・値段ともに広場の屋台よりはるかに上である。屋台はあくまでも雰囲気を楽しむところである。