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また日本人にとってはあまりなじみのないキューバイランモロッコの旅行記もお薦めです。こちらもご覧ください。

2006年04月25日



キューバ旅行記・2006年4月 ハバナ・トリニダー・サンティアゴ・デ・キューバ関係の記事をまとめて読む場合はここをクリック


キューバ旅行記・2006年4月 もっといたいのに ハバナ・トロント

7時に起床。電波時計も無事受信に成功している。朝食をとりながらタクシーの件を再確認。12時にはここを離れることになる。

朝からマレコンへ向かう。さすがにこの時間は人も少ない。既にかなり日差しは強い。その後はまたまたObispoへ。頼まれていた物を買ったのだが、カードで支払いをしようとすると、カードだと割り増しになるから現金で払ったほうがいいというようなことを言われてしまう。あいにくと現金の持ち合わせがないので、それでもかまわないと答え、支払いを済ませる。でもレシートをよくみると割り増しになどなっておらず、US$立てで請求がなされている。

つまりこういうことである。先述したとおり1CUC=US$1.08のレートとなっており、現金払いの場合はCUCのまま支払うのだが、カード払いの場合はUS$に換算される。その際は1CUCに1.08をかけた金額になるのだが、かつては1CUC=US$1のレートであったこともあって、店員は割り増しになると錯覚しているらしいのである。これはよくある錯覚らしいので、お間違えのなきよう。ただし中には本当に手数料を加算するお店もあるとのことなので、支払い前に確認することをお忘れなく。

あっという間にタクシーの時間となる。宿へと戻りシャワーを浴びる。鍵を返そうとするのだが、女主人が宿代を受け取るのを忘れそうな感じである。そのことを指摘すると、「ああ、そうだったわね」といった感じでようやく清算。ところがお釣りがないので、タクシーの運転手に両替してもらってくれとのこと。それぐらい用意しておいてよ、とも思ったのだが、とにかく仕方がない。

ところがここでひと悶着。私は既に運転手に両替用のお金を手渡したと思ったのだが、2人ともお金を渡せと言ってくる。ほとんどスペイン語なのでこちらもよく意味がとれず、まるで「時うどん」や「時そば」のようなネタで騙されているのかと疑心暗鬼になったのだが、落ち着いて考えてみると確かにこちらの計算が合わない。つまりまだお金を手渡していなかったというわけである。誰も「いま何時だい?」なんて言うはずもない。運転手さん、おばさん、疑ってしまって失礼。

空港までは15CUCとのこと。来たときよりも5CUCも安い。空港と違って待ち時間がない分、安くするということなのか。革命広場にあるチェ・ゲバラのネオンも徐々に遠ざかっていく。12時20分頃に空港へ到着。早速チェックインを済ませ、その後で空港税25CUCを支払って搭乗券の裏側に支払済みのステッカーを貼ってもらう。

時間があったので。本当に路線バスの乗り場がないのかどうかを確かめに行ったのだが、本当にどこにも見当たらない。たいていの空港なら見つけにくいところに地元の客専用の路線バス乗り場があったりするのだが、そもそもキューバ人は国際線ターミナルを使わない。それどころか他のターミナルへの移動もタクシーを使うしかない。あくまでも外国人観光客からはタクシー運賃を搾り取ってやれということであろう。でもそれなら、初日に空港で見た小鳥の売り場はどんな客をターゲットにしているのか? 全く持って謎である。

あまり見るものもないので出国手続きへと進む。こちらも厳重に手続きが進められる。特にパスポートの写真と実物との照合をこれでもかというぐらいに念入りに行う。やっと手続きが終了して目の前の扉の鍵が開けられる。ビザ代わりのツーリストカードは回収され、パスポートにはキューバへ入国した記録は一切残らない。本当はあえてここでスタンプを押してくれとたのもうかと思ったのである。

というのも、この後ナイアガラでアメリカへ日帰り入国する予定がある。しかもパスポートにはイラン・シリア・レバノン・その他のイスラム諸国のスタンプがあり、アメリカの入国審査官と長時間にわたる「楽しいコミュニケーション」が「期待」出来そうな状態なのである。そこであえてアメリカと敵対関係にあるキューバのスタンプを押してもらい、入国審査官の反応を楽しもうかと思ったのである。もし入国を拒否されれば、そのままカナダへ帰ればおしまいである。でもすっかりそれを忘れてしまっていた。

中の免税品店はそこそこ品揃えが充実している。ラムも市内と値段が同じうえ、品揃えもこちらのほうがいいぐらいなので、よほど珍しい銘柄でない限りここで買うほうがいいかもしれない。なおハバナクラブは日本でも用意に手に入れられるのに加え、値段もそれほど高くはないので、他の銘柄のほうがよいかもしれない。葉巻もそこそこ揃っている。

本当は食事をするつもりだったのだが、あっという間に搭乗の時間である。定刻どおり14時45分に出発。ほぼ満席である。離陸してまもなく機長からの報告があり、いまトロントは5℃・・・・・・5℃? いままで最高気温が32℃、33℃、34℃の世界にいたのである。みんなそろってため息。

105時半頃に機内食が出る。私が選んだのはパスタ。当然マカロニかペンネぐらいかと思いきや、なんと出てきたのは小豆よりも小さいぐらいのパスタ。確かにクスクスが世界最小のパスタなのだから、これもパスタに入るのは当然なのだが、日本人にとってはパスタというのはもっと大きいものだという先入観があるためか、パスタをたのんでこのようなものが出てくるとちょっと拍子抜けである。味は悪くない。

ほぼ定刻どおりの18時20分にトロントへ到着。出国時にはあれほど念入りに質問されたのだから、当然キューバからの入国時にも念入りに質問をされるのかと思いきや、こちらはほとんどなにもない状態である。少々呆気にとられる。

さて今夜の宿探しである。案内所で聞いても、「トロントは忙しい街だからC$100はみてもらわないと」とけんもほろろ。仕方なく空港内にあるディスプレイからユースホステルを選び、備え付けの直通電話から問い合わせる。とりあえず空きはあるとの事なので、これから空港より直行することを伝える。

市バスではお釣りが出ないため、売店でホールズを買って小銭を作ったのだが、なんと日本円にして200円近い。あまりの物価の高さに思わずため息が。おまけにTTCが運営するバスや地下鉄の運賃も4月1日からC$2.75へと値上げ。1時間以内なら何度でも乗換えができるとはいえ、この値段は凄まじい。

#192 Airport Rocketで終点のKiplingまで向かい、そこで地下鉄へと乗り換える。ここではバスが改札の内側へ入っているため、改札を通らずに直接地下鉄と乗り換えることができる。トロントではこのような構造の駅がいくつか見られる。ちなみに1時間以内なら何度でも乗換えが可能と書いたが、(1)後戻りしない(2)地下鉄は1度しか乗れない、などの条件が定められている。

面白いのは車掌の乗車位置。なんと編成の中央部に乗車しており、そこからドアを開閉している。プラットホームが右・左と変わる場合には車掌もそれに対応する側へ移動して扉を開閉する。日本では見かけられない光景である。

King駅へ到着し、20時ごろになってようやくユースホステルへ到着。あまりにもぐったりした姿のため、思わず笑われてしまう。ドミトリーでも税込みC$30ちょっと。日本円で3000円強である。那覇なら2000円で個室に泊まれるのに。

とりあえず食事のために表へ出る。周囲はビジネス街のためか、ほとんどのお店が既に閉まっている。仕方なく繁華街を目指して歩く。見つけたのはファーストフードのPopeyes。日本では米軍基地の中にしかないものの、韓国などにもチェーン店を持つケイジャンチキンのお店である。なぜかしらこれが無性に食べたくなってしまったのである。チキン3つとサラダに飲み物が付いて900円強。やはり凄まじい物価である。

宿へ戻ると年配の男性から声をかけられる。ポーランド出身で現在はシドニー郊外に住むこの男性は、なんと2年前に礼文島から屋久島まで自転車で周ったとのこと。残念ながら私は礼文島も屋久島も行ったことがない。一見ひ弱そうな外見なのだが、すごい体力の持ち主である。

とりあえず明日はナイアガラまで行くこともあり、ここで寝ることにする。


       




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