今回は韓国ソウル市東大門区にある「スパレックス(スパレクス) SPAREX」というチムジルバンの御紹介。
地下鉄6号線の延長工事に伴い、東大門(トンデムン)駅と新設洞(シンソルドン)駅の間の1号線と交差する位置に新設された、東廟前(トンミョンアプ)駅6番出口のすぐ前に位置する。6番出口を出て右に向くと目の前に教保(Kyobo)生命のビルがあるが、その入り口からエレベーターで12階に上がるとすぐ前に入り口がある。なお1号線からだといったん6号線のプラットフォームを経由することになる。また東廟前駅上の交差点の南西側をちょっと南へ行ったところにあたる。
なお行きかたのほうはこちらのブログに写真入りで詳しく紹介されている。
湯ったり 韓国ライフ 駅からわずか10秒、立地最高、スパレックス サウナ
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5時から20時30分までに入場すると7000ウォン、20時30分から5時の間に入場すると10000ウォンとなる。カード払い可能。また東大門のグッドモーニングシティの地下3階にも系列店ができた。料金は同じだが、こちらは20時以降が夜間料金になる。こちらへは地下鉄2・4・5号線の東大門歴史文化公園駅から地下2階へ直結している。
靴箱が並ぶところからいったん階段の踊り場まで上がり、再びまっすぐ降りていくと男女共用のチムジルバン、ここで左に曲がって上がっていくと男女別の更衣室・浴場へと続く。

浴室の中には檜風呂・ゲルマニウム風呂・寝風呂・足湯・水風呂・プールなどがそろい、さらに黄土乾式サウナ・森林浴サウナ・スチームサウナなどがあるが、このスチームサウナがちょっと変わっている。サウナの3分の1ほどに浴槽があり、そこに37-8℃程度のぬるま湯が入っており、そこで半身浴をしながらサウナに入ることができる。上半身は熱く下半身がぬるくという、普通の半身浴などとは反対の一風変わった入り方をすることができ、これがなかなか心地よい。しかも横にあるボタンを押すと浴槽の中には強いジェット水流が流れるようになっている。
浴室で館内着を身につけて先ほどの階段からチムジルバンへと向かう。真ん中には大きなステージがあり、夜にはライブもあるそうなので、その時間帯などは少々うるさいかもしれない。このステージを囲むように奥の方から宝石汗蒸幕・黄土石汗蒸幕・黄土汗蒸幕・黄土チムジルバン・宝石チムジルバン・アイスサウナ・ピラミッドルームと称するゲルマニウムチムジルバンなどが並んでいる。

特徴的なのは2つのチムジルバン。部屋の両端に金属製のパイプが並んでおり、ここを枕代わりにして寝ることができるのだが、パイプの中には冷水が流れており、頭を火照らせることなくチムジルバンに入り続けることができる。実際他のチムジルバンよりもかなり長時間に渡って入り続けることができた。他のチムジルバンにも是非導入していただきたい設備の1つである。
他にも床を高くしたところの下へ洞窟状に作られた睡眠場所・韓薬院・ネイルサロン・食堂などがあり、男女別の酸素室では雑魚寝ながら仮眠を取ることもできる。

残念ながらベッドの入った睡眠室などはないため、宿泊目的に使うには必ずしも適していないかとは思われるが、設備の面では非常に充実していることは間違いない。また新しい設備のため、清潔さの面でも言うことはないであろう。東大門市場から近いこともあり、夜通し買い物をした後の仮眠場所としては最適であろう。
なお西側には大きな窓もあり、東大門の市場や各ショッピングビル、あるいはその先にある鍾路タワーなども眺めることが出来る。
なお浴室は男性側が0時から1時まで、女性側が2時から4時まで清掃時間となり閉鎖されるので、深夜に入浴される場合には御注意を。
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夜に東大門で買い物をした後にここに泊まってみたいと思うのですが、東大門からここまで歩いていけるでしょうか。
御質問の件ですが、夜遅くにこのあたりへ行ったことがありませんので、正直言ってよくわかりません。距離自体はそれほど遠くはないのですが。
御自分自身で治安を確認されたうえで歩いていくか、あるいはタクシーで行くかを判断してくださるようお願いいたします。
残念ながら美容室の営業時間は確認しておりませんが、おそらく他のチムジルバンと同様、深夜は営業していないと思われます。
こちらで仮眠されるとのことですが、夜には中央のステージではライブ演奏などもあるそうですので、耳栓などを持参されたほうがよく眠れるかと思います。