かつては最速のセマウル号は広場からつながる1階の改札口を通れば階段を通らずに乗車できるようになっており、それ以外のムグンファ・トンイル号などは広場からつながる大スロープを上って2階の改札口へとたどり着き、そこから乗車したものであった。
新しい駅舎へは上の写真の通り、エスカレーターなどを使って2階の改札口へたどり着くことになる。しかし新しいソウル駅とは違い、あいかわらず地下鉄や地下街とは一旦地上の広場を歩いて行き来しなければならないままである。おかげで暴風雨の日にここを通ったときにはずぶぬれになってしまった。
西向かいには24時間営業のポリパプ(麦飯)やその他の安い食堂が立ち並び、そのさらに西側にはかつてテキサス通りと呼ばれた地域となる。いまは夜にロシア人の船員があばれている地域であり、必ずしも治安はよくない。
もともとは華人が多く住んでいた地域であり、華僑学校もあったりする。とはいっても排他的な韓国政府の政策と、非常に差別的な体質の韓国社会を嫌って華人たちはどんどん台湾へと移住してしまい、今は華人たちの数も多くはない。
数年前から政府や釜山市などがこの地域を中華街として観光地化しようと計画し、中華門なども完成はしたのだが、残念ながら思惑は外れ、ロシア人以外の姿は多くはない。行くに笛を吹けども住民自身が乗り気にならなければ成功しないという良い例であろう。
ちなみにテキサス通りの中にはBally Aqua Land(バリー・アクア・ランド)という24時間営業のサウナ・チムジルバンもあるので、夜遅くに、あるいは夜行列車で着いた場合に利用するのもよいであろう。詳しくは「韓国・釜山市 釜山駅前 Bally Aqua Land(バリー・アクア・ランド)(サウナ・チムジルバン)」を参照。





