最初はあるお店を南浦洞のほうで探そうとしたのだが、結局見つからず、西面を歩いているときに偶然見かけた専門店へ飛び込み、ようやくミルミョン初挑戦となった。
ネン(冷)ミョン(麺)はそば粉やじゃがいものでんぷんなどから作られるこしのある麺なのだが、ミルミョンは朝鮮戦争頃からの食糧不足の際に、米軍からの放出物資である小麦粉を代用品として使ったことから始まったものであるらしい。
たまたま入ったお店は、西面で中央路の西に並行して走るテジ(豚)クッパや屋台などの飲食店が立ち並ぶ通りで、そこに1店だけあったミルミョンの専門店。残念ながら写真のほうには店名が写っておらず、名前は不明である。
意外にもネンミョンに近いこしを持つ麺であり、スープはほんのり甘く、ちょっと癖になる味である。たまたま4時ごろであったため空いていたが、お昼時間だとかなり混むかもしれない。
メニューはミルミョンと、コチュジャンで辛く和えたピビンミルミョンの2種類だけ。それだけ味のほうにも自信があるのだろう。冷たい麺類専門店ではよくミョンサリという替え玉が用意してあることが多く、1000ウォン程度で注文できることが多いのだが、残念ながらこちらのメニューには見当たらなかった。ひょっとすると頼めば用意してくれるのかもしれない。
なんと言ってもうれしいのが、そのお値段。ミルミョン3000ウォン、ピビンミルミョン3500ウォン也。ネンミョンが5-6000ウォン近くするのに対してかなり安い。物価高の韓国ではなかなかありがたい値段設定である。
普通ネンミョン専門店の場合、ユクスと言う鶏がらスープをお茶代わりに出すことが多いのだが、残念ながらこちらでは普通のお茶であった。





