JR東海道線の守山駅とJR湖西線の堅田駅を結ぶ近江鉄道バスに乗り「みずほ団地口」で下車。車の場合は琵琶湖大橋の東詰めから守山市の中心街へ向かうと見えてくる。
浴室は1階から3階に分かれており、階段またはエレベーターで移動することになる。
1階の浴室へ入ると源泉浴槽・大浴槽・寝湯・足湯が並んでおり、いずれにも温泉が使われている。ほんのりと黄金色に輝き、うっすらと鉄分臭も感じられる。肌に優しい感じの泉質である。源泉浴槽は33.8℃の源泉がそのまま注がれ、いつまでもつかっていることができる。
そのほかにもジェット風呂やなどがそろっており、こちらには地下水が使われている。
浴室内の階段から2階へ上がると薬草露天風呂があり、こちらにも地下水が使われている。
3階浴室へは先述の階段に加え、脱衣場内にあるエレベーターでも上がることができる。こちらはすべて露天風呂になっており、温泉浴槽・足湯・水風呂があり、その横にはデッキチェアーも置かれている。さらに遠赤外線サウナとススチームサウナがあるのだが、遠赤外線サウナの入口には布製のサウナ用マットが置かれている。スチロール製のサウナマットは珍しくもないが、スーパー銭湯などで布製のサウナマットが用意されているのは非常に珍しい。これは評価すべき点であろう。
さらにここの大きな特徴としては浴室と食堂や休憩室が行き来自由になっており、再入浴が可能なことである。つまり1日中でも滞在することが可能なのである。これも高く評価していい点であろう。休憩室にはパーソナルテレビつきのリクライニングチェアーまで用意されている。
加水・加温なし、消毒ありの単純温泉であり、それほど温泉として特徴があるわけではない。しかしながら再入浴可能なことや休憩室の充実振りなどを考えると利用価値のある設備であることは間違いないであろう。