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2006年08月17日

沖縄・八重山旅行記・2006年8月 石垣・波照間・西表・鳩間・小浜・竹富 ワレ泡波ヲ発見セリ 波照間

7時前に目が覚める。新しくなった食堂で朝食。今日も天気はよさそうであり、昨日とは違って海のほうも比較的穏やからしい。やはり今日帰る人たちは天気予報に釘付けである。

とりあえず見送りの車に乗って港へと向かう。やがて波照間海運のニューはてるまが到着、遅れて安栄観光の第七十八あんえい号が到着。さすがに本土ではお盆も終わったとあってか、帰る人たちも多いが、まだまだやってくる人も多い。安栄からは郵便物や新聞なども降ろされてくる。これがあるからこそなかなか安栄のほうは欠航にできないという事情がある。やがて船が出て行く。

八重山旅行記・2006年8月 石垣・波照間・西表・鳩間・小浜・竹富 安栄観光 八重山旅行記・2006年8月 石垣・波照間・西表・鳩間・小浜・竹富 波照間海運 ニューはてるま

港から直接北浜(ニシハマ)へと向かう。日差しはかなり強い。

八重山旅行記・2006年8月 石垣・波照間・西表・鳩間・小浜・竹富 北浜・ニシハマ 八重山旅行記・2006年8月 石垣・波照間・西表・鳩間・小浜・竹富 北浜・ニシハマ

正月に来た時にはまだなにもなかった土地に、いまはしっかりとペンションが建設されつつある。完成した暁にはどうこの風景が変わっているのであろうか。

昔に比べれば観光客が多くなったとは言うものの、それでも浜には人影もまばらである。東屋の中もそれほどひとは多くはない。白い砂からの反射光を受けながらひたすら東屋の中でのんびりと過ごす。もちろん片手には島酒。海からの風が心地よい。

昼近くになって青空食堂へと向かう。定番のタコライスをたのもうかと思ったのだが、ふと夏季限定メニューのゴーヤ麺を使った冷麺というのが目に入り、これに決める。出されたものを見ると、麺は緑色。麺にゴーヤが練り込まれているようである。あとでわかったことだが、石垣で新しく開発された麺らしい。味の方はごく普通。これならタコライスをたのんでおいたほうがよかったか。

あまりの風の心地よさのため、食後にふと居眠り。目覚めた後は再び北浜へと向かう。午前中よりは人が増えている。日帰りの客もかなりいるようである。あいかわらず海も空も真っ青。

夕方になって西側のペー浜へと向かって歩き出す。白砂からの照り返しが激しい。炎天下の砂浜の上を歩いていくのはかなりの重労働である。北浜の東屋も見えないあたりまで来ると人影も全く無くなる。砂浜に沿って南へと曲がる。砂浜の南端にまでたどり着いたところで砂浜から上がる道を探すが一向に見当たらない。仕方なく炎天下をもと来た道へと引き返す。結局先ほど砂浜が右へと曲がったあたりに出口があるのを見つける。

サトウキビ畑の中をひたすら歩き、集落へと向かう。宿へ戻る前に共同売店へ入る。最近は品切れであまり見つからない泡波のミニチュアボトルが並んでいるのを発見。特に買う気もなかったのでそのまま帰ろうかとも思ったのだが、せっかくだからついでに他のものも見ていこうかと何気なしにそのまま奥へと進んだところ、泡波・泡波・泡波・・・・えーっ、泡波の三合瓶が十数本! それだけでも珍しいのに、さらにその奥には泡波の一升瓶がやはり同じく十数本。

確か今回で波照間訪問は10回目のはずだが、共同売店にミニチュア瓶以外の泡波が並んでいるのを見たのは初めてである。というわけで、三合瓶と一升瓶を1本ずつ購入。早速宿へ戻り、他の人たちへ泡波を買いに行くように勧める。宿の人も最近は1年に1度買えるかどうかだと驚かれる。

とここまで書いてきたが、正直言って泡波はそれほど飛びぬけて美味しいというわけでもない。ただ生産量が限られているゆえに流通量も少なく、手に入りにくいことからマスコミがことさらに煽り立て、プレミアが出てしまっただけである。確かにすっきりとしたいい飲み口なのだが、何千円も払って飲むまでのものではない。それだけの金額を払うのなら他にもっと美味しい泡盛もある。

あくまでも泡波というのは、地元の人たちが日常の生活の中で飲むお酒としては最高な泡盛なのであって、我々島の外の者がありがたがって飲むような酒ではない。最近はこの泡波を血眼になって探したり、泡波を買うためだけに島へ来る人たちもいるようだが、正直言って時間とお金の無駄遣い以外の何物でもない。あくまでもこのように偶然見つけたとき手に入れるぐらいにとどめておいたほうがよいものである。泡波はこの島の中でこそ、その美味さを最高に引き出すことができる。ちなみに瓶ごと買うことは出来なくても、島へ来れば泡波は必ず飲むことができる。だからどうしても飲んでみたいのなら、一度島を訪れてほしい。

夕食時にも泡波の話題が出る。以前だとたいてい夕食の時には泡波を出してくれたのだが、最近はなかなか出ない。最近は島の人でも泡波を手に入れるのが難しくなっている。それもこれもマスコミに煽られた島外の者たちが金にあかせて島へ持ち出し続けているのが原因である。

ちょっと雲が出てきたようだが、それでも数名は星空観測タワーへ向けて出発。残念ながら今夜はそれほど星空も期待できないだろう。

今夜は1人で北浜へと向かう。実は夜の北浜へ来るのは今回が初めて。途中は街灯もなく、明かりを持参するしかない。また道順がわかっていないと道に迷ってしまうこともあるだろう。月明かりとそれを反射する白砂のせいか、意外と明るい。ただ残念なのは東屋にいる者たち。近くの某宿の客なのだろうが、ジャンベを叩いて大きな音を出しており、静かにこの月明かりを楽しませてくれない。この場にいるのは自分たちだけではないというのに。

八重山旅行記・2006年8月 石垣・波照間・西表・鳩間・小浜・竹富 夜の北浜

再び宿へと戻る。あいかわらずのんびりとした雰囲気。やがて星空観測タワーから帰ってくる。やはりあまり星は見えなかったようである。そうこうしているうちに消灯の時間。


 


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