
浅草寺の南西側、すし屋通りから西へ入った路地の奥にこの蛇骨湯は位置する。最寄駅はつくばエクスプレスの浅草駅、ついで東京メトロ銀座線の田原町駅であるが、東京メトロ・都営地下鉄・東武電鉄の浅草駅からも徒歩5-6分ほどである。
入り口を入ると券売機が置かれており、ここで入浴券を購入する。土地柄外国人利用者も多いためか、英語・中国語・韓国語でも表示されている。さらに中へ入ると受付があり、その奥に脱衣場、横には待ち合わせ用の休憩室もある。
脱衣場はかなり広々としており、こちらにも休憩室があり、直接露天風呂へとつながっている。浴室は典型的な東京の銭湯といった趣で、壁には富士山の絵が書かれている。ジェットバス・電気風呂などがあり、すべての浴槽に温泉が使われている。下町の銭湯らしく、いずれの浴槽もかなり熱い。44℃といったところか。もっとすごいのが洗い場のカランから出てくるお湯もすべて黒湯の温泉が使われており、上がり湯をしても肌に温泉の成分を残すことができる。
露天風呂は庭園風に設えてあり、休憩用の椅子も用意されている。露天風呂は屋内浴槽とは違い、温めの42℃程度に設定されている。さらに横には源泉浴槽もあり、水風呂代わりに入ることができるようになっている。前にも書いたように外国人の利用者も多いようで、私が利用した日も数人の外国人旅行者の姿が見受けられた。