何年も前から銭湯・温泉好きの友人から聞いてはいたのだが、ちょっと辺鄙なところにあるため、ようやく今回訪問の実現と至った次第である。
一応ウェブサイトでだいたいの場所は確認しておいたのだが、いざ八田駅に降り立ってみると駅の案内図には一切載っておらず、広告の看板も見当たらない。とりあえず友人が言っていた近鉄の車窓から大きく建物が見えたという言葉を頼りに伊勢方面へ向かって歩き出す。
ところが道は一本道ではなく、三叉路にも何度かぶつかるが、ひたすら勘を頼りにそれらしき方向へと歩き続ける。
ようやくたどり着いた入り口には上の写真のような看板と建物が。昔ながらのヘルスセンターといった風情でなんともいえない味わいがある。
ところがいざ浴室に入ってみると、改装されてからまだ日がたたないためか意外にきれいである。巨大な屋内浴槽に、屋根のついた露天風呂。でも改装前は現在食堂のところまで浴槽が続いていたそうで、その巨大さはこの程度ではなかったそうである。それでも屋内浴室では歩行浴を楽しむ人が何人もいるほどに十分広い。
浴感はそれほどないが、それなりに心地いい泉質である。日本唯一の高温天然温泉と看板にはあるが、これは明らかに誇大広告。でもちょうどいい温度ではあった。
2階には昔ながらの和室を利用した休憩室があり、意外にも空いている。4時までは850円(以後は550円)と少々高く思えるが、こういった休憩室で休みながら一日中滞在するのであるならば決して高くはない。






