まずは神戸へと向かい、温泉銭湯(「神戸市灘区・温泉銭湯 六甲おとめ塚温泉」にて紹介)で一風呂浴びた後、夜行のフェリーで高松へと向かう。なぜに沖縄へ行くのに高松へ?と思われる方も多いことと思うが、実は航空券の関係である。詳細は省略。
三宮駅前から連絡バスに乗り、フェリーターミナルへ到着。行きはフェリー・帰りは難波までのバス乗車券が一緒にになったセット券を購入。3990円也。ちなみに往復ともフェリーにするとたったの2990円である。支払いをクレジットカードで済ませてしっかりとショッピングマイレージも獲得し、乗船口へ向かう。乗船客と下船客が階段でぶつかり合い、いざこざが発生。足蹴りを入れたり掴み合いとなる。少々客層が悪いのであろうか。関わり合いになりたくはない。
客室の中はリクライニングシートと大部屋の座敷とに分かれ、さらにかつての一等船室は女性専用室として割り当てられている。また客室入り口の横には無料で使えるマッサージチェアーが2台用意されている。マッサージチェアーに座っていると、下のうどんコーナーらしきところから乗客の大きい声が聞こえてくる。何かわけのわからないことでクレームをつけているらしい。客層が悪いのはこの船の特徴なのだろうか。
0時30分に神戸を出発し、定刻どおり4時10分に高松へ到着。程なく高松駅への連絡バスが出発する。10分少々で高松駅前へ到着。当然のことながらあたりは真っ暗である。おまけに小雨も降り肌寒い。一旦駅の中へ入るが、特に待合室といったようなものはなく、吹き抜けに椅子が置かれているだけである。とても時間が潰せそうにないので表へ出る。駅前には長距離バスのターミナルがあり、早朝から関空行きのバスなども出るためか、こんな時間でも待合室が開いている。こちらのほうはちゃんと暖房が効いており、こちらで夜明かしすることにする。
朝6時ごろになって街中へと向かう。牛丼屋か定食屋のような24時間営業の店がないかと探したのだが、まったく見当たらない。後からわかったのだが、中心街にはまったくその手の店がないらしい。とりあえずコンビニへ入り、ガイドブックで早朝から営業しているうどん屋を探し出し、そこへと向かう。
そのうどん屋は香川ではよくあるセルフサービスのうどん屋で、朝7時から営業。ちなみにフルサービスの店も併設しているのだが、そちらはもっと遅くに開店するらしく、しかもこの日は年末とあって休業とのこと。年末にもかかわらず、これから出勤らしきサラリーマンが数人入ってくる。味のほうはさすが讃岐うどん。安くても決して手は抜いていない。自分で麺をゆで(このときついでにどんぶりを温めるのを忘れずに)いろいろなてんぷらなどをのせてからお会計。だしはそのあとに入れてもよいようである。
市内にいてもすることがないので、ちょっと早い目に空港へ向かうことにする。こちらでも搭乗口へ向かう前にうどんを食す。われながら自分の食欲に感心する。
2時ごろに那覇空港へ到着。そのままゆいレールで市内へと移動する。大きな荷物を持ったままで市内をぶらぶらし、夕刻に那覇新港へ向かう。その前に行きつけのすし屋「南風(ぱいかじ)」へ立ち寄る。上・特上にぎりともに小食な人なら食べきれないほどの量で、一貫の大きさがとんでもなく大きい。魚のあらから取った味噌汁もおかわり自由になっている。それでいて特上がたったの1650円。そのような店なので、開店と同時に飛び込まないとなかなか入ることができない。
ちなみに八重山出身のここのご主人、私の記憶に間違いがなければ毎年9月に石垣で開かれるトゥバラーマ大会で優勝したほどの実力の持ち主である。妹さんご夫妻も三線の唄者であり、そのご主人のほうは知る人ぞ知る大工哲弘氏である。
食事を終えてから那覇新港へと向かう。有村産業の「飛龍」がわれわれ乗客を待ち受けている。「飛龍」の二等船室は二段ベッドが3つ配置された6人部屋で、各室にシャワーが設置されている豪華さである。バブルの真っ最中に建造されたらしく、サウナやプール・バーなどが設置されているのだが、経費節約のためかどれも閉鎖されている。
とにかく甲板からの星空を楽しみながら、ひたすら石垣へと向かう。






