今日は飛行機で帰る者もいるため、ちょっと早い目にわれわれ船組も一緒に宿を発つ。おもちゃのような空港で数人を下ろしたあと、そのまま車は港へと向かう。港では他の宿の車から見慣れた顔も出てくる。船はほぼ定刻に到着。また来る日までこの島ともお別れである。まいどまいどのこととはいえ、ちょっと切ない。石垣までの船旅はいたって快適である。
離島桟橋へ定刻どおりに到着。空港へ向かう者やまた他の島へ向かう者に別れを告げ、公設市場へと向かう。公設市場は正月とあって休業しているが、その上にある特産品コーナーは観光客のために営業している。目的としていたお歳暮用の「じゅーしーかまぼこ」を無事発送し、港へと向かう。定刻どおり13時出港。フェリーの船上から見る八重山の海もまた美しい。
夕方17時に宮古島の平良港へ定刻どおり入港。さすがにこの時間からではレンタカーを借りて観光するわけにも行かない。というわけで、ひたすら中心街を歩く。とは言っても、本当にこじんまりとした街である。
中心街のはずれに999円で宮古牛食べ放題の店を発見。とりあえず高くもないので、話のタネに入ることにする。脂分が少なく、かなりさっぱりした味わい。焼きすぎると堅くなるとのことなので、ちょっと炙った程度で食べるのが良いらしい。あっさりした肉が好きな向きにはちょうど良いであろう。
22時に船へと戻る。23時になって定刻どおりに船は出港する。