バス乗り場を探そうとしたが、さっぱり見つからない。案内所も見当たらない。ようやくエミレーツ航空の職員らしき人を見つけて教えてもらうと、タクシー売り場の先のほうで、現在工事中の場所の裏側。これでは見つかるはずもない。乗り場にはすでにバスが停まっていたため乗り込もうとすると、お釣りが出ないとのことで、仕方なく売店へ行ってくずすことにする。次のバスが出るのは30分後。
何とか次のバスに乗り込んでエミレーツグループのDNATA本社前で降り(バス停名もDNATA)、そのまま交差点から東(右)へと歩く。次の交差点から北へ伸びる道を歩くと西側にマスカット行きバスの乗車券を扱う店が見つかる。今回購入したのはAl Munhal Stationery Storeという文房具店で、販売するのはオマーン国営のバス会社・ONTC。そのほかにも別のバス会社の乗車券を扱う店が2軒見つかる。マスカットまで往復で90DH、片道で50DH。ほかにサラーラまでのバスも出ている。
残念ながらほとんどのお店は閉まっており、1軒食料品店が開いているだけ。仕方なくパンと飲み物を買い込んでバスの出発を待つ。
7時30分にバスは出発。ドバイの市街地を過ぎるとハイウェイは土漠の中を走り抜けていく。道路はよく整備されており、ところどころに速度レーダーも設置されている。途中オマーンの飛び地も抜けていくのだが、どこがそうなのかはわかりにくい。ただ道路の設備がそれぞれの国で若干違っている。
2時間ほどでUAE側のハッタにある出入国管理事務所に到着。道路横のプレハブ小屋のようなところで手続きを済ませる。以前はハッタ・フォート・ホテル内で出入国手続きを行っていたようだが、現在ではこの道路上に設けられた施設で手続きを行う。
再びバスへ乗り込んでオマーン側のアル・ワジャジャへ移動。こちら側は堂々とした大きな建物が建てられている。幸いにもドバイからUAEへ入国した場合にはオマーンのビザは必要としない。パスポートを差し出すだけで入国手続きは終わる。ちなみにビザが必要な場合もビザ代はVISA・MasterCardで支払うことができる。建物の中には銀行の両替窓口もあるが、残念ながらこの時間は閉まっている。ちなみにVISAとPlusの取り扱いをするATMも設けられている。
またバスへ乗り込んで税関へ移動。ここでは荷物をすべて持って検査台の上へ乗せることになる。いちいちバッグを開けられ一つ一つ丹念に調べられる。
途中一度ファーストフード店での休憩を挟み、マスカット空港の前を通って13時45分にマスカットのルイにあるバスターミナルへ到着。ここから乗り合いのルートタクシーに乗り、北側の港沿いにあるマトラ地区へと向かう。料金100Fils。ルートタクシー乗り場のすぐ西側にあるCorniche Hotelに向かい料金交渉。最初は2階にある海に面したツインの部屋を朝食つきで15ディナールでと言われたのだが、他のホテルもあたってみると言うと、1階のシングルの部屋なら10ディナールでいい、ただし朝食は付かないということで話がまとまる。各種クレジットカードの支払いも可能。パスポートを預かられ部屋へと向かう。
シャワーを浴びてから街へ出たものの、非常に日差しが強く、ほとんど歩く人は見当たらない。見かけるのは観光客ぐらいである。やがてスーク入口近くのカフェにたどり着き、スークが16時に午後からの営業を再開するのを待つ。ふと海岸沿いの温度計を見るとなんと40℃。時間と共にその温度も上昇していき、最高で42℃にまで達する。
スークの営業再開と共にスークへ向かう。夕涼みを兼ねた家族連れで一杯になる。そういえば今日は木曜日。金曜が休日のイスラム国では週末の夜ということになる。どこか手ごろな食事をするところはないかと探したものの、これといったところは見つからない。仕方なくホテル近くまで戻り、パキスタン料理店で夕食を済ませる。このあたりにはインドやパキスタンなどからの出稼ぎ労働者が多いこともあり、インドやパキスタン料理店が多い。





