現在更新中(2007年9月)
●航空券
かつては価格が高くとも便のいいヨーロッパ系か、あるいは乗り継ぎは悪くとも航空券の安いエアーインディアかパキスタン航空の2通りの選択肢しかなかったが、関空や中部に乗り入れたエミレーツ航空(EK)やカタール航空(QR)を使うことによって比較的手ごろな価格で、かつ乗り継ぎも比較的容易にできるようになった。
エミレーツはウガンダのエンテベ・ケニアのナイロビ・タンザニアのダル・エス・サラームの3都市、カタール航空はナイロビとダル・エス・サラームの2都市に乗り入れている。
●ビザ
いずれの国も空港や国境での取得が可能。国境や空港で取得する際には写真は不要なようである。ケニア・タンザニアは50US$、ウガンダは30US$。米ドルの現金のみの扱い。
●予防接種証明書(イエローカード)
3か国とも直接入国する際には原則として不要。ただし黄熱病汚染地域を通過して入国する際には必要となる。つまりこの3か国を相互に訪れる場合には必要となる。ただし実際には証明書の提示を求められることはほとんどないようだが、念のために取得しておくことが望ましい。証明書は10年間有効。
●通貨と両替
それぞれウガンダシリング・ケニアシリング・タンザニアシリングを使用。日本円は両替できないところも多く、出来たとしても売りと買いのスプレッドが10%ほどあり、非常にレートが悪い。米ドルを持参することが望ましい。なおその場合高額紙幣のほうがレートがよい場合が多いので、できるだけ100ドルと50ドル札を中心に持つほうがよい。またウガンダとタンザニアでは旧デザインの米ドルは偽札が多いため受け取りを拒否される場合が多い。
ケニアではVISAやMasterCardを扱うATMも多く、主要都市ではキャッシングに困ることもない。タンザニアでは数年前から国際ATMの設置が始まり、主にVISAによるキャッシングが可能。MasterCardを扱うATMは少ない。ウガンダでは国際ATMの設置が始まったばかりであり、空港やカンパラで数台見かける程度である。VISAを扱うATMのほうが多いようである。いずれの国の場合も銀行の窓口ではVISAやMasterCardによるキャッシングが可能。
2006年7月のDCカードを皮切りに三井住友カード・Citibank・UFJニコス・JCBなど銀行系カード会社を中心にキャッシングの利率を18%に引き下げる流れになっており、さらにキャッシングのほうが利息を含めても両替レートの面で有利になりつつある。
またイーバンクが発行するイーバンクマネーカードを使ってイーバンクに持つ自分の口座から引き出すのもレートの面では悪くない。VISAやPlusシステムのマークがあるATMから引き出すことができ、レートはVISAInternationalが定めるレートに1.63%を加算したもの。
ケニアではクレジットカードの普及も進んでいるが、ウガンダやタンザニア、特にウガンダではあまり普及が進んでいない。
●交通
●ガイドブック
日本語のガイドブックは定番の「地球の歩き方 東アフリカ
●必需品&あった方が良いもの
携帯ライト
よく停電があるので、必ず持ち歩くこと。街中でも道の整備されていないところは多い。
蚊取り器と虫除け
蚊を媒体にした伝染病が蔓延しているアフリカでは両方とも必須。腕や腰につけられる電池式蚊取り器は使いやすいが、従来の蚊取り線香ほどの効力はないので、状況に応じて両方を併用することが望ましい。また近年機内へのガスを使った製品や液体物の持ち込み規制が厳しくなっているため、スプレー式の虫除けではなく、100ml以下の容器に入った液体式の虫除けを持参するのが便利。