下のコメント欄にもあるとおり、いったん2005年9月に閉店されましたが、11月に営業再開されたものの、再び閉店された模様です。詳しくは一番下の追記をご覧ください。
2009年5月追記
2009年1月より営業を再開された模様です。
昔から近くにある米軍基地の軍人たちや外国からの観光客で賑わう梨泰院の一角にこのチムジルバン(チムヂルバン)はある。
地下鉄6号線梨泰院駅から地上へと上がり、東のほうへと歩くと道の右手(南側)に急な階段が現れ、その上にこの梨泰院(イテウォン)ランドは位置する。

急な階段を上りきると上の写真のような建物が現れてくる。
まず受付で料金を支払う。昼間は7000ウォン・夜間は10000ウォンであり、クレジットカードでの支払いも可能である。このあと靴箱に靴を入れ、更衣室へと向かう。
まず浴室へ向かったのだが、深夜12時過ぎだというのに人影がまったくない。普通この時間だとかなり人が入っているのが一般的なのだが、この日は特別なのだろうか。それに加えて普通なら浴槽へのお湯の注ぎ口から絶え間なくお湯が出ているものなのだが、どの浴槽にもまったくお湯が注がれていない。湯温もかなりぬるいようである。ちなみに浴槽にお湯が注がれ始めたのは翌朝の7時からであった。
ちなみにマッド風呂や檜風呂、ジェット風呂など何種類かの浴槽が用意されているのだが、さっぱりその違いがわからない。電気風呂も通電されていないようであり、ジェット風呂もジェットが出ていない。あまりにもお粗末である。
浴室を出てから更衣室で館内着を身につけて3階へと向かう。ここのメインはドーム状になったプルガマである。茶室のにじり口のような低い入り口から入ると中には筵が引き詰められており、ここへ横たわって時間を過ごす。かなりの高温であり、あっという間に汗が流れ出す。あまり長い時間留まっているのは不可能である。なお残念ながら深夜の3時ごろから10時ごろまではこのプルガマに入ることはできない。
このほかには黄土プルガマ・漢方プルガマ・檜プルガマなどがあるのだが、どれも汗が流れるほどの高温ではない。ほんのり暖かいという程度のプルガマばかりである。他のチムジルバンならいくつもの高温プルガマが終夜利用できるのが一般的なのだが、この点は不満なところである。またこの階には氷部屋もあり、火照った身体を冷やすこともできる。さらに軽食コーナーもあるのだが、若干他のチムジルバンよりも値段が高いような気がする。
4階には本来韓食堂があるのだが、現在は閉鎖されており、使用されていない。そのほかにも檜プルガマや低音の炭プルガマがある。
5階には男女別の睡眠室があるのだが、それぞれ53名しか収容することができず、多客時には寝場所が確保できるかどうか定かではない。おまけに布団なども用意されていないので、必ずしも寝心地はよくない。
設備自体は新しいものであり、決して悪くはないのだが、残念ながらその運用は必ずしもうまくいっておらず、利用者のニーズにうまく応えられていないようである。せっかく存在する設備を十分に使いこなせていないのはまことに残念である。私としてその辺が改善されない限り利用することはないであろう。個人的にはソウル駅北西側にあるシルロアムサウナのほうがはるかにお薦めである。
2006年5月22日追記
イテウォンランド、再び営業休止(廃業?)
上の記事によると、残念ながら再び閉店した模様である。やはり上に書いた一部設備の閉鎖はこれらを予感されるものだったようである。
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韓国・ソウル市東大門区・スパレックス SPAREX(サウナ・チムジルバン)
チムチルバンの情報を探していたらこちらのブログにとても詳しく読みやすい記事で出ていたのでずうずうしく勝手に記事をリンクしてしまいました。ごめんなさい。
今後もリンクさせていただいてもよろしいですか?
それと・・・ずうずうしついでにお願いが。
この梨泰院ランドの記事も一緒にリンクさせていただきたいのですが、了承していただけますか?
よろしくおねがいします。
相互リンクの申し出は特にお受けしていないのですが、こちらへのリンクはご自由にしてくださって結構でございます。
遅ればせながら、近日中に7月の韓国旅行記をアップする予定ですので、またご覧ください。
韓国旅行記、楽しみにしています。
取り急ぎお礼まで・・・・・・
いつか改装して再開したころ韓国へ遊びにいけるといいなぁとこちらのサイトを見ながら想像してしまいました。^^
一応表には改装のために一時閉鎖しますと書いてあったそうですが、7月の寂れぶりを見ると営業再開は厳しいのではないかと思います。